「The Future Mother」会期短縮について(10月31日)

2016年11月3日 News

慶應義塾大学で開催された初のソロショー「The Future Mother」が、28日に終了しました。27日のSF評論家 小谷真理さんとのトークイベントの際には、特に多く来場者を得て盛況のうちに終えることができました。また先日お伝えしました通り、会期を28日17時をもって切り上げざるを得なくなりましたので、当初の展覧会最終日であった29日に作品が不在の会場にお越した頂いた方々には、私から直接経緯を説明しご理解を頂けるように努めました。
そして、本日10月31日に展覧会の会期を短縮するに至った経緯について、不適当な憶測を生むことを避けるため、主催者の方からの補足説明がウェブに公開されています。
今回の展覧会を企画・運営・協力を頂いた皆様、ご来場頂いた皆様、またご関心を頂いた皆様に心から感謝申し上げます。今後とも皆様のご支援のほどよろしくお願いいたします。
菅実花

http://thefuturemother.tumblr.com/
「主催者より会期短縮の捕捉説明とお詫び」(10月31日)
先にお知らせいたしましたとおり、展覧会「The Future Mother」は28日(金)17時までの短縮開催となりました。情報が伝わらず、28日(土)にご来訪いただいたみなさまに深くお詫び申しあげます。
会期短縮のきっかけとなりました作品移動の要望につきましては、個人情報に関わることゆえ詳細の公表を控えさせていただきたいと存じます。ただし主催者に寄せられた要望はこの一件のみであり、また、作品がポルノグラフィに類するものであるからといった趣旨のものではありませんでした。この点、誤解が広まらないようここにお知らせいたします。そのようなことであれば展示は止めませんでした。理由は述べるまでもありません。もちろん大学その他から圧力がかかったという事実もありません。
また協議の結果、決定したのはあくまで展示場所の移動であり、中止ではありませんでした。しかし別会場での継続が困難であったこともまた先にご説明しましたとおりです。とりわけ壁面における作品の高さはアーティストの綿密な計算のうえに定められており、別会場ではそのコンセプトを反映させることができませんでした。
会期中、多くの教員、学生、一般の見学者のみなさまから作品ならびに本企画に対する賞賛の言葉を頂戴しました。それだけに不測の事態で会期が短縮されたことを遺憾に思うとともに、主催者として責任を感じております。アーティストとご来訪を予定されていたみなさまに改めて深くお詫び申しあげます。
木曜日におこないましたシンポジウムは無事に終了いたしました。この場をお借りしましてご来場のみなさま、ご協力いただきましたみなさまに感謝申しあげます。